episode
「チーム美濃加茂」の現場には、
支え合いながら成長できる毎日がある。

讃建サンワ開発の美濃加茂支店で、土木の現場に立つ2人。
少人数のチームで動く現場で、先輩はどう教え、後輩はどう学んでいるのかを語ってもらいました。


プロフィール紹介

  • 土木部
    作業員

    S.S

    入社25年目。後輩育成、重機オペレーター、現場のサポートまで幅広く担う。監督からの指示をチームメンバーに伝え、現場を動かしていく、チーム美濃加茂の中継役。現在は3人の育成にも携わっている。

  • 土木部
    作業員

    M.Y

    入社1年目。前職では、重機オペレーターと大型ダンプの運転を担当。讃建サンワ開発では、現場作業から重機操作まで幅広く経験中。Sさんのもとで実務を学びながら、少しずつ任される領域を広げている。

CHAPTER 01

5人で支え合うから、
安心して成長できる。

  • S.S

    美濃加茂支店は、監督1人と作業員4人の5人体制で現場を動かしています。監督からの指示を僕が受けて、作業員に伝えながら進めていく流れですね。今はYくんを含めて全員が育成中なので、みんなで協力しながら現場を回しています。

  • M.Y

    基本的に、この5人でいろいろな現場へ移動していく感じですね。和気あいあいとしていますよね。バラバラに動くというより、みんなで一緒に作業する時間が長いので。

  • S.S

    そうですね。少人数なので、誰かひとりが何かに特化して動くというよりも、自然と助け合いながら進める形になります。それが結果的にいい雰囲気につながっているんじゃないかな。

  • M.Y

    Sさんの第一印象、正直に言うと少し緊張しました。

  • S.S

    いや、それは緊張しますよね(笑)。

  • M.Y

    入社前に「長く現場を経験していて、いろいろな仕事ができるベテランの方」と聞いていたので、怖い職人さんなのかなと少し覚悟していました(笑)。でも実際はまったく違っていて。休憩中などにSさんのほうからよく話しかけてくれたので、仕事中も相談しやすくなりましたね。

  • S.S

    そうだったんだ、それはよかった。

  • M.Y

    最初の印象とは、まったく違いましたね。

  • S.S

    Yくんは前職で重機に乗ったり、大型ダンプを運転したりしていたので、ゼロから教える必要がなかったんですよ。ある程度、機械を扱える状態で来てくれたのは、僕としてもかなり助かっています。

  • M.Y

    未経験の方だと、ゼロからスタートになりますか?

  • S.S

    そうそう。教えなきゃいけないことがいっぱいあるので。もちろんその場合はじっくり教育していくんだけど、Yくんは最初からできる部分がある分、教える側としては楽ですね。

CHAPTER 02

やり方だけじゃない。
現場で通用する
「考え方」を学ぶ。

  • S.S

    この仕事、マニュアルがあるわけじゃないんですよ。

  • M.Y

    研修制度として「マニュアルに沿ってやる」みたいなものは基本ないですよね。

  • S.S

    そうそう。道具の使い方も、現場で実際にやってみて、少しずつ身についていくものなので。言葉で教えただけでは、なかなか覚えられないと思います。

  • M.Y

    それに、二つとして同じ現場がないんですよね。

  • S.S

    まったく同じ現場って、本当にないですから。だから、これまで自分が経験してきたことの中から、その場その場で「今はこのやり方がベストだろう」というやり方を選んで教えていますね。

  • M.Y

    僕も、Sさんの経験や勘を頼りにしながら進めている感覚ですね。実際、やってみないとわからないことが多いんです。「こうやればいい」と言われても、それをそのまま再現できるかというと、なかなか難しくて。

  • S.S

    そうなんですよ。だから現場で何度も繰り返して、自分の中に取り込んでいくしかないんですよね。

  • M.Y

    Sさんを頼りにできるのは、その経験の引き出しの多さなんですよ。ただやり方を教えるだけではなくて、「以前はこういうやり方をして失敗した」「だから今はこっちのやり方にしている」と、経験談を交えて説明してくれるんです。

  • S.S

    たとえばAとBというやり方があったとして、Aは昔、自分がやっていた方法。でも実際にはうまくいかなかった経験がある。だからBに改良した。今教えているのは、そのBのやり方だという感じですね。

  • M.Y

    そこまで聞けると、「そういう理由でこの方法を選んでいるんだ」ってしっかり納得できるんですよ。だから自分が同じような場面に立ったときも、安心して進めやすくなりますね。

  • S.S

    答えは一つでも、そこにたどり着くまでの道筋っていろいろあるんですよ。2+3でも5になるし、1+4でも5になるじゃないですか。やり方は人それぞれで、どれか一つだけが正解とかじゃない。だからこそ、自分のやり方が100%合っているとも限らないので、僕自身も常に勉強中です。

CHAPTER 03

頼れる先輩のもと、
まずは見て、聞いて、
やってみる。

  • S.S

    教えるときに意識しているのは、まず自分でやって見せることですね。言葉だけで「あれをやっておいて」と言っても、おそらく伝わらないんですよ。たとえば、ものの大きさや幅も、使うものによってミリ単位ですべて違う。だから実際に見せながら「これはこうやるんですよ」って、終わるところまで一通り作業を見せるんですよ。それから初めてやってもらう。

  • M.Y

    マニュアルに沿って言葉で説明するんじゃなくて、見せてもらいながら覚えていく感じですね。

  • S.S

    そうです。いきなりすべてを覚えるのは難しいので、一日一つずつでも覚えてもらえたらいいと思っています。道具や材料の名前も同じですね。そもそも多いですし、「これは何に使うものか」というところから覚えないといけないので。そこは、一つずつ実践の中で覚えてもらうしかないですね。

  • M.Y

    僕の場合、前職では「ここをこれだけ掘っておいてください」と言われたところまでしか担当していなかったんですよ。掘った後に、構造物を並べたり、曲がっていく形に合わせてポイントを出したりする作業は、まったく経験がなかったんです。だから物の名前は、最初につまずきました…。

  • S.S

    うちでは、穴を掘った「その先」の工程まで担当しているからね。

  • M.Y

    はい。「なんとなくこんな形になるんだろうな」というイメージはあったんですけど、実際にどう物が入って、どう組み上がっていくのかは、ほとんど未知の世界でした。今でもまだわかっていないところはたくさんあります。

  • S.S

    覚えることが本当に多いので、忘れそうなときはメモを取ってもらうんですよ。名前だけ覚えても、物の形が頭に浮かばないこともあるので、写真を撮って名前を書いておくのもいいですよね。

  • M.Y

    僕は紙だと洗濯してしまうので(笑)、スマホのメモ帳に「これが何個、サイズはいくつ」と記録しています。

  • S.S

    そうそう、メモの取り方も人それぞれでいいんですよ。そして何より、すぐに聞きに来てほしいですね。

  • M.Y

    わからないことがあれば、まずSさんに聞いていますね。物を取りに行ったときも、現地から「これで合っていますか」と電話で確認することがあります。皆さんそうですが、Sさんは特に聞きやすいですね。

CHAPTER 04

何もなかった場所に、
自分たちの仕事が
残っていく。

  • M.Y

    この仕事が面白いなって思うのは、やっぱり完成したときですね。

  • S.S

    それは現場で働く人間として、一番大きいですよね。

  • M.Y

    最後に検査の立ち会いをすることがあるんですよ。もともと何もなかった場所に入って、「ああ、ここまでできたんだ」って実感するんです。あと以前担当した現場の近くを通ったときにも、「もう販売するだけなんだ」とか、「ここを自分たちがやったんだな」と改めて思ったりして、そういうのがやっぱり面白いですね。

  • S.S

    何もないところから少しずつ形になっていって、完成したときには本当に「やったな」って達成感があります。チームでつくり上げるので、そのときはみんなで「やったな」と感じますね。

  • M.Y

    この仕事の魅力は、たぶんそこですよね。

  • S.S

    会社の魅力でいうと、やっぱり地域に根付いて仕事をしてきたところは大きいと思います。同じ土木の仕事でも、市町村によって検査で見られるポイントや、使う製品、進め方が違うことがあるんですよ。

  • M.Y

    同じように見える現場でも、実際には確認するところが違ったりしますよね。

  • S.S

    そうですね。美濃加茂なら美濃加茂の対応があるし、下呂なら下呂の対応がある。同じやり方では通らないこともあります。だから、「この地域ならここに気をつける」という知見が社内にあるのは、讃建の強みだと思います。

  • M.Y

    それを近くで教えてもらえるのは心強いですね。自分だけでは判断できないこともまだ多いので。

  • S.S

    そう言ってもらえるとありがたいですね。

  • M.Y

    ちなみに、25年間続けていて、飽きることはないんですか?

  • S.S

    僕も好きで続けている仕事なので(笑)。現場が変わればやることも変わりますし、その現場に合わせて考えながら進めていくので、飽きるという感覚はないですね。

  • M.Y

    たしかに、毎回同じことをしている感じはないですよね。僕も覚えることはまだ多いですけど、その分、少しずつできることが増えていくのは面白いなと思います。

CHAPTER 05

未経験でも、
経験者でも。
やる気さえあれば、
本気で育てる。

  • M.Y

    休憩時間は、本当に普通の雑談をしていますよね。「昨日買い物に行った」とか、「休みはどこか行った?」とか。

  • S.S

    そんな感じですね。毎日同じメンバーで動くことが多いので、自然と話す時間も増えますよね。

  • M.Y

    予定が合ったときは、ご飯を食べに行ったこともありましたよね。

  • S.S

    行きましたね。なかなかみんなの予定が合わないんで、合ったときは「ちょっとどこか行こうか」って。仕事で会うのとはまた違いますよね。

  • M.Y

    そういう距離感がいいなと思います。現場でも休憩中でも、変に気を張りすぎなくていいというか。

  • S.S

    そうですね。チームとして動く時間も長いので、普段からの関係性は大事だと思います。

  • M.Y

    たしかに、仕事もひとりで黙々とやるというより、常にみんなで動く感じがありますよね。

  • S.S

    だから、これから入る人に伝えたいのは、未経験でもまったく問題ないってことです。最初からできるかどうかよりも、やる気を持って「覚えていこう」と思えるかどうかの方が大事ですね。

  • M.Y

    覚えることは多いですけどね(笑)。

  • S.S

    そう。覚えなきゃいけないことはたくさんありますし、もちろん、そこで大変に感じる人もいると思います。でも、本人にやる気があって、「頑張ろう」と思えるなら、絶対やっていけると思いますね。

  • M.Y

    最初はわからないことも多いですけど、普段から話せる関係もありますし、入りやすい環境だと思います。

  • S.S

    経験者と未経験者の違いは、未経験ならゼロから教える、経験者なら教える内容が少し減る。それだけの違いで、育て方は同じなんですよ。だから、やる気さえあれば、ぜひ来てほしいですね。

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